浙江省杭州市西湖に3Dホログラムプロジェクション技術を駆使したビジュアルアートの新たなコンセプトレストランがこのほど初登場し、多くの業界専門家、美食家などの客が体験しに集まった。
11月24日夜、筆者がこのレストランを訪れ、レストランの真ん中に長方形の舞台があるのが見えた。四方をセミの羽のように薄いベールで覆われており、周囲のかべには大型LEDスクリーンが取り付けられている。客が食事する時に、美味しい料理を味わいながら、四方に表れた海底ワールドを鑑賞でき、カラフルな魚の大群が目の前で悠々と泳ぎ、手を伸ばせば触れられるほどの近さだ。このレストランの技術サポートによると、レストランの映像に投影やホログラフィック、3Dプロジェクションマッピング(3DPM)などが含まれている。これら何種類かの方法を通して空間の映像を何層も重ね合わせることで、客は臨場感を味わえるという。
同日、レストランはほぼ満席で、カップルが多数を占めていた。多くの客はレストランの斬新なアレンジと3DPMに非常に興味を持っており、あちらこちらで記念撮影を行なっていた。ある市民は「ここで食事をするとまるで海にいるようだ。投影やセレブ志向は流行の波に乗る杭州人とぴったり合っている」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年11月27日