河北省邢台市広宗県文化財保護当局はこのほど北塘疃鎮小固堡村で郭さんという村民の民家から明朝の聖旨(詔令文書)を発見した。明朝の第6代、第8代皇帝正統帝(英宗)が正統12年(1447年)に当時の南京戸部雲南清吏司主事の父親郭士賢に対して発布した568年前のものだ。中国放送網が伝えた。
この聖旨は青と黄の2色からなる長さ1メートル92センチ、幅31センチの絹本だ。右上には「奉天誥命」の4文字が綴られており、左側には「宣徳二年」と綴られている。冒頭には「奉天承運、皇帝敕曰」とし、楷書体の丁寧で整った字体で文体はシンプルで滑らかだ。末文に皇帝の印鑑である「敕命之寶」が押印されており、発布した日は正統12年閏4月20日と記載されている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年11月30日