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人民網日本語版>>経済

人民元のSDRバスケット入り、その影響は?

人民網日本語版 2015年12月02日09:25

長らく待たれていた人民元の「SDRバスケット入り」が11月30日、カギとなる瞬間を迎えた。国際通貨基金(IMF)は同日、特別引出権(SDR)の通貨バスケットへの人民元の採用を採決した。人民元の通貨バスケット入りは、市場には自然な成り行きとみなされているが、中国の経済発展の一里塚となるだけでなく、投資家にも深くかかわるできごとともなる。北京商報が伝えた。

▽留学や旅行のコストが低下

SDRバスケット内の通貨は通常、危険回避のための通貨とみなされている。人民元がSDRに加わったことで、人民元の使用が世界的に増加することは間違いない。海外に留学や旅行をしようという人にとっては嬉しいニュースとなる。よく海外旅行に出かけるという王さん(女性)は、出国前の外貨両替は面倒だし、両替時にはレート変動の影響もあるので、国外で人民元を直接利用できるようになれば、両替レートのリスクを低めることができると喜んでいる。

交通銀行のチーフエコノミストを務める連平氏は、「人民元がSDRに加わったことで、ますます多くの国が人民元を認め、人民元を受け取り、人民元で各種の取引を行うようになるだろうと指摘する。そうなれば将来、留学や海外での買い物、旅行などの消費もより便利になる」と語る。

インターネット金融の「黄金銭包」(G-banker)の首席研究員の肖磊氏も同じ見方だ。「人民元の国際的な地位が高まれば、将来は、海外旅行や留学の際に国内で外貨両替をする必要がなくなり、両替や時間のコストが下がる可能性が高い」としている。


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