米経済誌「フォーブス」が26日に公式サイトで発表した論考によると、中国経済は今ペースが鈍化し、輸出業務で中国に依存する国・地域は一連の重要産業の利益が圧力を受けたと感じているという。BHPビリトンを擁するオーストラリアや台湾鴻海精密集団を抱える台湾地区をはじめ、次の10カ国・地域はまもなく中国経済の鈍化に直面することになる。現地政府の財政状況は輸出需要の減少による打撃を被る可能性もある。次に中国への輸出の依存度が高い10カ国・地域を挙げた。「環球時報」が伝えた。
▽10位:インドネシア
輸出の約10%を中国が占め、これは国内総生産(GDP)の2%に相当する。
▽9位:タイ
輸出の約12%を中国が占め、GDPの7%に相当。
▽8位:マレーシア
輸出の約12%を中国が占め、GDPの10%に相当。
▽7位:ブラジル
輸出の18%をブラジルが占め、「メードインブラジル」の最大の海外市場となっている。だがGDPの規模に対して、中国の輸出が占める割合は2%にとどまる。