第11回中国電子銀行年次総会が3日に北京で開催され、「2015中国電子銀行調査報告」が発表された。同報告によると、モバイルバンキングが急速拡大の時期に差し掛かり、2015年の個人のモバイルバンキング利用者の割合は32%に上り、前年比約14.5%上昇したという。また個人のネットバンキング利用者の割合は59%で、同24%低下したという。
決済についてみると、携帯電話のアプリケーションによる注文、携帯電話での「支付宝」(アリペイ)による支払い、「微信」(WeChat)を使った決済「微信支付」(WeChatPayment)などの第三者決済プラットフォームがますます歓迎されるようになった。現在、支付宝はPC端末における決済で首位に立つ。また振替業務では、利用率でも頻度でも支付宝が個人のネットバンキングと肩を並べる。このほかネットショッピングで「微信銭包」(WeChatウォレット)を利用する人は30%に達した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月4日