習近平国家主席は1日、アフリカ歴訪の最初の訪問国、ジンバブエであいさつし、「中国とジンバブエは全天候型の友好国だ」と強調した。中国の外交において、「外的環境の変化に左右されない友」を示すこの表現が用いられた国はどれだけあるのか。人民網が伝えた。
最も多いのはアフリカ諸国で、ザンビア、タンザニア、ナミビア、エジプト、ケニア、エチオピア、マリ、ジンバブエの8カ国が該当する。アジアではパキスタンとアラビア半島西南端のイエメンだ。
中国と「揺るがぬ関係」にある国はアフリカとアジアに多いが、欧州にもある。セルビア、ルーマニア、マルタを中国は「全天候型の友好国」と呼んでいる。
また、2004年にブラジルを訪問した胡錦濤国家主席(当時)は、同国国会で演説し、「両国は近い将来、政治面で相互に支持し合い、信頼できる全天候型の友好国となれるよう期待している」と述べた。
「全天候型の友好国」の基準は極めて明確だ。中国と早い時期に国交を樹立し、政治・経済面で中国を支持し、台湾・チベット・新疆など中国の主権と領土の完全性に関わる重大な問題において中国に同調する国だ。(提供レコードチャイナ・編集SC)
「人民網日本語版] 2015年12月8日