より重要なことは、保護者が手押しすることなく、常に子供の状況を把握できる点だ。ベビーカーの内外にはカメラと警報装置が取り付けられており、誰かがベビーカーを動かしたり、子供を誘拐しようとした場合、ベビーカーは直ちに警報を出す。
家庭内での子守にも、助手が必要だ。米国の発明家が開発したスマートボタンは、保護者の代わりに熟睡中の赤ちゃんを見守る。このデバイスはボタンのように赤ちゃんの服に付着し、センサー技術を使いその寝相や呼吸などを記録する。その結果はリアルタイムで保護者の携帯電話に送られ、常に子供の睡眠状況を把握できる。経験の少ない若い夫婦はこれを利用することで、一人の子守が容易になり、力と時間を節約し、より行き届いた保護を実現できる。
楽になると同時に、保護者は子供に快適で安全な環境を与えたいと思う。あるデザイナーは、外からの干渉を受けないベビーカーを開発し、赤ちゃんが安心して安全に眠れるようにした。このベビーカーにはジャイロスコープが取り付けられており、外からの干渉を受けた場合に自動的にタイヤの調節を行う。またリアルタイムで地面の状況を観測するカメラが搭載されており、常に水平を維持できるようリアルタイムで調整することで、赤ちゃんの怪我を防ぐ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月29日