2016年2月1日  
 

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海外製品の「大量買い」が供給側に改革迫る (2)

人民網日本語版 2016年02月01日13:34

供給側の構造改革では「消費と供給のミスマッチ」問題を解決する必要があり、供給側が生産要素の配置などで改革を進めることにより、有効な供給を形成しなくてはならない。このほど行われた中央財経指導チーム会議では、複数の部・委員会により生産能力の淘汰、在庫の消化、レバレッジの解消、コスト引き下げ、弱点の補完について8つの構想がうち出され、こうした問題の真の解決が必要であるとされた。

有効な供給を提供するその舞台裏では、生産要素の配置を整え、消費者が求める商品を生産するという単純なことだけではなく、消費者の信頼感に思いを馳せることも必要になる。海外での大量買いからわかるのは、中国には抑圧された消費ニーズがあるということ、潜在的ではあるが、国産品への信頼が危機に瀕していることだ。乳児用粉ミルクがよい例だ。中国人が海外製品を選ぶ時には、口コミを頼りにすることが多く、買う人が増えれば増えるほど海外産粉ミルクに対する消費者の認知度が高まっていった。必要なことは消費者が満足する商品を作ると同時に、消費者の国産品に対する信頼をどのように高めるかを考えることだ。国産品の中にもよい商品はたくさんあり、海外の商品の多くはメードインチャイナだ。中国人の国産品に対する不信感を払拭することは、企業や産業の急務であるだけでなく、政府が引き受けなければならない重大な任務でもある。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年2月1日


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