北京市環境衛生工程集団有限公司は昨年、「ごみスマート分類モデル」を発表し、生ごみや回収可能品をオンラインリサイクルポイントシステムの適用対象とした。同社の担当者によると、同システムは今年1000カ所の団地に進出し、全市のごみスマート回収団地は1300カ所以上になる予定だ。北京日報が伝えた。
住民は新聞紙、ペットボトルに2次元コードを貼り、再生資源回収ケースに投入することで、ポイントを取得できる。これまでは作業員がごみを運ぶ際に、データをスキャンしクラウドサーバーにアップしていた。サーバーはポイントを自動的に計算し、ポイント情報を同時に住民のアカウントに記録していた。例えば1本のペットボトルならば5ポイント、1キロの新聞紙なら100ポイント取得できる。住民のアカウント内のポイントは、生活用品、電話カード、商品券などに交換できる。また古い家具や家電といった回収可能な粗大ごみについては、微信(WeChat、中国版LINE)で申請し、回収を依頼することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月9日