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中国国内での「爆買い」をいかに復活させるか? 全人代で熱い議論

人民網日本語版 2016年03月08日08:47

海外を訪れる中国人旅行者の数と消費額はここ数年、増加の一途を辿り、中国人観光客による海外での商品「爆買い」現象は、頻繁にメディアに取り上げられている。中国新聞社が報じた。

国家外貨管理局や国家観光局などが発表した統計データによると、2015年に海外を訪れた中国人観光客は延べ1億2千万人、観光消費額は2495億ドル(約4兆3500億円)にそれぞれ達し、延べ出国者数・消費額ともに世界トップとなった。

消費者の海外での「爆買い」現象の背後にある原因を深く掘り下げると、じつにさまざまな意見が入り乱れていることが分かる。

全国人民代表大会(全人代)の代表を務める娃哈哈集団の宗慶後・董事長は、「商品の輸入関税が高いことが、国内での小売価格の高騰につながっており、価格競争で大きな不利を被る結果となっている」との見方を示した。

全人代代表で浙江省科学技術庁の周国輝・庁長は、「国民は、国産商品を充分に信用していない」と指摘した。

全人代代表で格力電器董事長兼総裁を務める董明珠氏は、「中国企業は、『低品質・低価格』または『低品質・高価格』という形によって、消費者の利益を損ねているのかもしれない」と話した。


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