中国中車株洲研究所が自主開発した世界最新の列車制御・情報サービスネットワークシステム(TCSN)が、中国の標準的な高速列車に搭載され、時速350キロの走行試験に成功した。これは中国が全面的に国産化・標準化した高速列車に、スマートな「中国の脳」が搭載されたことを意味する。新華社が伝えた。
同システムは鉄道交通の「脳」であり、列車のすべての制御・故障情報の伝送・処理・保存・表示の機能を持つ。同システムは高速列車の最も重要なコア技術の一つで、海外による技術封鎖を受けている。
中国の標準的な高速列車に搭載されたTCSNは、世界最先端の高速列車制御・スマート化技術を採用した。同システムは車載情報の「高速道路」を敷設し、列車の各種情報の交換をスムーズにした。また車載制御装置を効果的にリンクさせることで、ネットワークと情報の緊密な連携を促した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月16日