2016年4月11日  
 

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中英外相会談、香港問題、南中国海情勢について中国側の立場を表明

人民網日本語版 2016年04月11日10:21

中国の王毅外交部長(外相)は9日、英国のハモンド外相と北京で会談した。中国新聞網が伝えた。

王外交部長は「中英双方は習近平国家主席訪英の成果を主軸に、各分野の交流や協力を拡大、深化している。双方が共に努力して、上層部交流の勢いを保ち、相互理解・信頼を深め、中英関係の『黄金時代』の良きスタートを確保することを希望する」と表明した。

ハモンド外相は「英側は英中『黄金時代』の構築を強く重視している。中国側と両国首脳の共通認識をしっかりと実行に移し、両国協力の推進に力を入れ、国際問題での調整を強化したい」と表明した。

王外交部長は香港問題、南中国海情勢などについての中国側の立場をハモンド外相に伝えた。王外交部長は「香港問題は中国の内政だ。中国中央政府は『一国二制度』『香港人による香港統治』『高度の自治』の方針を堅持する。『香港独立』を支持しない英側の姿勢表明を中国側は称賛する」と述べた。

王外交部長は「英側が南中国海問題で公正、客観的な立場を取り、特定の側につかないことを希望する。G7外相会合は南中国海問題を大げさに宣伝するべきではない」と指摘した。

両外相は朝鮮半島の核問題、シリア問題の政治的解決プロセスなどについても意見交換した。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月11日

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