2016年4月8日  
 

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人民網日本語版>>中日フォーカス

日本は大国か?それとも小国か?

人民網日本語版 2016年04月08日16:45

撮影:程俊锋

日本から交流イベントへの招待を受けた当初、私がまず感じたのは迷いだった。なぜなら以前にも何度か訪日経験があったのと、日本はここ数年、経済が停滞しており、社会に大きな動きもなく、ほとんど変化が見られないからだ。また心の奥底で中国にとって日本の重要性が無くなってきていると感じていることもあった。多くの中国人にとっても、感情的にもまた利益を追求する上でも、日本はすでに大国とは言えなくなってきている。これらの理由は間接的に私個人の「シンクタンク外交」の目的意識に影響を与えている。人民網が伝えた。(文:王文 中国人民大学重陽金融研究院執行院長)

出発の数日前まで、いつものように目的地の国に関して予習していたところ、おもしろい現象を発見した。「中日関係世論調査」によれば、2007年以降、日本という国に対して悪いイメージを抱く中国人の割合は4割から9割近くまで増加している。にもかかわらず、奇妙なのは同時に日本に旅行する中国人が飛躍的に増加し、日本は現在中国の海外旅行ブームの主な目的地となっている点だ。

中国国内の多くのネット世論では、日本に旅行に出かける中国人観光客に対し「根性が無い」、「あさましい」といった批判が投げかけられており、経済学専門家は中国国内の供給があまりにも劣っているので、中国人が日本にまで買い物に行くのだと批判している。そして社会学者は様々な角度から日本の風物の美しさを描写している。しかしながら、中国人観光客がどうして兎にも角にも日本へと足を運ぶのか、また、かの国での中国人の平均消費額がなぜ国別で最高に達しているのかという根本的な原因について、人々が納得できるように分析した理論や分析報告はまだ無い。


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