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外交部、中国とASEANは南中国海の平和維持能力あり

人民網日本語版 2016年03月03日16:42

米国のカーター国防長官は1日、ロサンゼルスで行った演説で「中国は南中国海で軍事化を追求すべきではなく、米国は中国が南中国海の島に地対空ミサイルを配備したことを含む強硬な行動に反対しており、米軍側は南中国海を含む世界の海上の安全を維持する」と発言した。

中国外交部(外務省)の洪磊報道官は2日の定例記者会見でこれに対し、南中国海問題において、米国は人々を惑わす喧伝と意図的な誇張をやめるべきであり、中国とASEANは協力し、南中国海の平和を維持する能力があると表明した。

また洪磊報道官は「中国側はすでに中国の自国領土に国土防衛施設を配備することを何度も明らかにしており、目新しいことなどではない。国際法が認める自己防衛権と自衛権を行使しているにすぎず、強硬な行動をとっているわけではなく、まして『軍事化』などはもってのほかだ。米国は長期にわたり南中国海とその周辺地域の軍事配備を強化しており、対象が非常に明確な軍事演習を実施したり、軍用艦艇や飛行機を派遣し、一年中この地域の国を偵察するための頻繁な接近を図ったことが南中国海の情勢を緊張させており、南中国海に『軍事化』を誘発している最大の要因だ」と指摘した。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年3月3日

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