あるとき、オンライン動画を視聴していた張教授は、動画に出てくる流れるコメントに眼を止めた。これらのコメントが発信された時刻は同じではないが、同一時刻に表示されるため、見ている側は自然と「非常に多くの人が、リアルタイムでやり取りしている」錯覚に陥ることに気がついた。もともと学生は携帯を使って遊ぶことが大好きだ。携帯を用いた授業中のインタラクティブ活動に学生たちを参加させない手はない!このような経緯から、この授業が誕生した。
この斬新な授業は、多くの学生たちから支持を得た。学生たちは、「このような授業は、面白いだけではなく、教師と学生の相互交流を最大限推し進める効果がある。学生の注意を惹きつけることで、授業の質がさらに高まる」と高く評価している。
同校大学院3年の汪紅春さんは、「これは、新しい時代の教学発展のすう勢に見合った授業方式だ。インターネットとニューメディアの授業は、この授業のように、理論と実践を組み合わせたものであるべき」と話した。
「人民網日本語版」2016年5月27日