動画の中に流れるコメントが登場することは、珍しいことではない。だが、このようなコメント機能付き動画を使った授業について、読者は耳にしたことがあるだろうか?重慶大学ジャーナリズム学院で「インターネットとニューメディア」の授業を担当する張小強・教授はこのほど、知恵を絞り、このような奇抜な方法で授業を進めた。この授業は学生の熱い議論の的となったが、肯定的な反響が多勢を占めた。専門家は、「このような授業方式は、教育革新の現れであり、皆を啓発することにおいてある程度意義がある」とコメントした。重慶晨報が伝えた。
重慶大学ジャーナリズム学院の張小強・教授は、自身が担当する「インターネットとニューメディア」の授業で、コメント機能付き動画を利用した授業を行っている。学生は携帯・スマホで「微弾幕」という公式アカウントにアクセスするだけで、授業中にコメントを送ることが可能で、発信されたコメントは、教授のマルチメディアスクリーン上に表示される。
張教授は、「従来の授業ならば、講義する私の口調はかなり穏やかで、学生とのやり取りも比較的少なかった。一部の学生は、いつも授業中に携帯やスマホで遊んでいることに気づいていた。どうしたら学生が携帯から目を離し、授業にもっと集中するのだろう、と長い間あれこれと考えていた」と話した。