南京農業大学の必修科目に「ダイエット」が加わり、単位取得が必要となった。前学期から「体育ダイエット」を必修科目にしたのは同大学の体育学部。この授業の対象者は過体重の学生だけで、参加前には体重測定が行われる。単位を取得できるかは、「ぜい肉をどれだけ落とせるか」にかかっているという。現代快報が伝えた。
授業に参加できるのは過体重の学生だけ
この授業を担当する教師・周全富さんは取材に対して、「今学期は約50人の申し込みがあり、最終的に36人が選ばれた。参加前に、体重と身長の測定を行い、ボディマス指数(体重《キロ》 ÷ { 身長《メートル》 × 身長《メートル》} )が30かそれ以上の学生だけ参加できる」と説明した。
また、授業開始前、参加する学生の「適性」を確保するため、周さんは各学生のウエストや血脂、身長、体重などもチェックする。
昨年10月、同授業が始まり、周さんは、申し込んだ学生のボディマス指数を測定し、ダイエットのために、学生の必要に応じたカリキュラムを設定した。授業は毎週3—4コマで、計6週間続いた。