今年9月に浙江省杭州で予定されている20カ国・地域(G20)首脳会議まで「100日」に迫った27日午前、杭州で記者会見が開催。杭州市党委員会の趙一徳・書記が、「首脳会議の準備は順調で、会場や環境、安全、サービス、社会動員などの準備はほぼ整った」と強調した。人民日報海外版が報じた。
趙書記によると、G20首脳会議、B20サミットの会場、中国と海外の首脳が宿泊するホテルなどの準備はほぼ整った。都市環境の面においては、汚水や排気、道路など各面を整備し、杭州の主な路線バスには新エネルギー車両が採用されている。交通の面では、会議に参加する首脳の移動には公用車を利用し、その他はレンタカーを採用する。そのため、杭州市はレンタカープラットホームを立ち上げる。治安環境の面においては、安全保障と社会環境の整備を強化し、社会の安全を保障する。メディアサービスの面においては、G20首脳会議の会場に、プレスセンターとメディア業務エリアを設置する。その設備は国際的にも高い水準で、記者の移動のために、専用車も用意される。
また、杭州市民は今回のG20首脳会議に高い関心を寄せ、1回目のボランティア募集には6000人の申し込みがあった。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月28日