2015年11月13日  
 

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世界経済ガバナンスには中国の知恵が必要

人民網日本語版 2015年11月13日13:39

 G20の第10回首脳会議が近くトルコ・アンタルヤで行われる。世界の主要なエコノミー、新興市場国、発展途上国の首脳および国際経済組織のトップが集まり、世界経済の発展の大勢について共に議論し、計画を立てる。人民日報が伝えた。

 各回のG20サミットで中国の声は大いに注目され、中国の役割は大いに期待されてきた。先月末、中国共産党の第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)は「国民経済・社会発展の第13次五カ年計画の策定に関する中共中央の提言」を採択。世界経済への中国経済の深い融合という趨勢に順応し、互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、ハイレベルの開放型経済を発展させ、世界経済ガバナンスと公共財の供給に積極的に参加し、世界経済ガバナンスにおける中国の発言権を高め、広範な利益共同体を構築しなければならないと特に指摘した。

 中国対外経済貿易大学世界貿易機関研究院の屠新泉執行院長は「中国の世界経済ガバナンスにおける制度的発言力は、金融・通貨分野ではより『建設的』に体現され、貿易・投資分野ではより『抑制・均衡性』に体現される」と分析する。

 中国はアジアインフラ投資銀行の設立を計画し、シルクロード基金に出資し、BRICS新開発銀行の設立に合意し、G20、金融安定理事会、国際通貨基金などの機関内で自らの貢献と能力に合った権限を追求している。

 屠氏は「こうした具体的行動はいずれも世界経済ガバナンスにおける中国の制度的発言力を高め、国際経済・金融秩序の均衡を図り、より良く役割を発揮するようにさせる責任ある行動だ」と指摘する。


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