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范長竜氏が日本軍遺棄化学兵器廃棄現場を視察

人民網日本語版 2016年05月30日13:41

范長竜中央軍事委員会副主席は26日に吉林省敦化市で、ハルバ嶺の日本軍遺棄化学兵器発掘、回収、廃棄作業現場を視察した。

范副主席は施設の状況と作業の流れについて詳しい説明を受け、安全管理の取り組みを確認し、作業中の中国側要員を慰労するとともに、日本側に対して取り組みを強化し、廃棄作業を加速し、一日も早く中国人にきれいな土地を返すよう促す必要性を強調した。

范副主席は「日本軍国主義侵略者は中国侵略戦争時に公然と国際法に違反し、化学兵器を大規模に使用した。敗戦後は大量の化学兵器を中国国内に遺棄し、今なお中国国民の生命と財産および環境の安全を脅かし、損なっている。数十年来、日本軍遺棄化学兵器の害を一掃するために、中国の関係当局と専門チームは困難で入念な取り組みを数多く行なってきた。次の段階では化学兵器禁止条約と中日両国政府の調印した覚書の明確な義務に照らして、日本側に対して発掘、回収、廃棄プロセスを加速するよう促す必要がある」と述べた。

また「安全管理を大きく重視し、組織指導を強化し、技術計画を科学的に論証し、操作規程を厳格に遵守し、緊急マニュアルを整備し、日本軍遺棄化学兵器の処理作業が安全で順調に進められるよう確保する必要がある」と強調した。

現在までに中国18省(直轄市・自治区)の90カ所余りで日本軍遺棄化学兵器が見つかっている。ハルバ嶺には約33万発と最多の化学兵器があり、廃棄作業は2022年に完了する予定だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年5月30日

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