福田さんから楊さんに送られた手紙
文通で中国人と日本人の心結ぶ
国際ペンフレンド協会の会長の福田さんは、楊さんの連絡先を文通したい人のリストに加えた。その時から、楊さんは日本のペンフレンドが増加した。ペンフレンドには、店員、農民、ビジネスマン、学生などがおり、手紙には、永遠にわたる日中友好を願う声や中国に対する熱い思い、関心が込められていた。
楊さんも中日友好を促進するために、情熱を抱いて、中国の切手や葉書き、しおり、切り紙細工などを送った。中には、中国に旅行に来たペンフレンド、旅行ついでに楊さんに会いに来たペンフレンドもおり、中山市の孫中山(孫文)の研究を一生懸命手伝ってくれた。
福田さんも何度も中国を訪問しており、83年と85年には広州と珠海で楊さんと会っている。
楊さんは取材に対して、「福田さんは、ずっと中国各地の文明の進歩に関心を抱き、中国のニュースを熱心に調べ、事情を把握しようとしている。そして、日本のメディアや講演、展覧会などを通して、それを紹介している。若い時、日中友好活動をスムーズに進めるために、福田さんは中国語も学んで話せるようになり、書道の掛け軸を中国の友人や関係機関に送ったりもしていた」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月8日