中国人民銀行(中央銀行)が7日に発表したデータによると、今年5月の外貨準備高は3兆1900億ドル(1ドルは約106.9円)に上り、前月比279億ドル減少して、2カ月続いた増加傾向が終わった。人民元への換算前の残高としては、2012年以来の最低を記録した。
今年の外貨準備高は1月に前年12月に比べて約1千億ドル減少し、2月にも約285億ドル減少した後、3月と4月は連続増加し、5月にまた減少に転じた。
国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)ベースでみると、5月の外貨準備高は2兆2800億SDRで、前月よりやや増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月8日