2016年6月15日  
 

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中国系米国人がハーバード大講義棟の命名を行った理由 (3)

人民網日本語版 2016年06月15日08:16

趙朱木蘭さんは、趙錫成会長と結婚したのち、60年間苦難を共にし、家を切り盛りした。6人の優秀な娘を育て上げ、6人とも米名門大学アイビー・リーグを卒業、うち4人はハーバードビジネススクールで学問を修めた。ブッシュ前米大統領でさえも、趙家の教育成果を手放しで絶賛している。

趙家の6人の娘のうち、最も有名なのが、長女のイレーン・チャオ氏であることは疑う余地がない。2001年から2009年まで米労働長官を務めた彼女は、米国史上初めて入閣した中国系米国人、かつ初めて入閣したアジア系女性となり、「中国人が米国の主流社会に入ることなど不可能」という当時の常識を打ち破った。

「趙朱木蘭センター」と命名されたこの講義棟は、ハーバードビジネススクールのエグゼクティブ・クラスの学生が主に使用する。建物は、フェイストゥーフェイスでコミュニケーションを図りたいというエグゼクティブ候補生のニーズに対応した設計となっており、棟内にはアウトドア・シアター形式の開放スペースがある。このほか、会議室の風格を備えた教室や飲食エリアも設けられている。


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