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感動! 体育学院副院長の老母が卒業生全員に手縫いの中敷き贈呈

人民網日本語版 2016年06月27日15:48

寄贈された心のこもったハンドメイド中敷き

22日午後に催された成都大学体育学院の卒業式において、同学院を巣立とうとする卒業生たちが、不思議なプレゼントを受け取った。そのプレゼントとは、朱斌・副院長の80歳になる母親が、自分の手で1枚ずつ縫った靴の中敷き182組で、このサプライズに、多くの教員と学生がその場で感激のあまり涙を流した。成都商報が伝えた。

朱副院長によると、これらの中敷きは全て、副院長の母親の手縫いという。朱副院長は卒業式の2カ月前、これらの中敷きを卒業生にプレゼントできるかどうか母親に相談した。母親は喜んでそれを承諾し、それから卒業式までの2カ月間、中敷き作りに励んだ。中敷きには、「学校から旅立つ学生たちが、地に足をつけて着実に前進し、成長するように」という願いが込められている。

朱副院長の母親は今年満80歳、趣味は裁縫仕事だ。老眼が進んではいたが、ずっと若者たちに中敷きを手作りして贈っていた。2カ月前、部屋の中にうず高く積み上げられている中敷きを見た朱副院長は、「もうすぐ卒業する学生に中敷きを卒業プレゼントとして渡せないだろうか」と母親に相談した。

息子の提案を聞いた母親は、喜んで賛成した。より多くの時間をかけて中敷き作りに精をだし、忙しい2カ月を贈った。卒業式が近づくと、朱副院長は、母親が作った中敷きを取りまとめ、学院に持ち込んだ。


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