国防部(国防省)の呉謙報道官は6月30日の定例記者会見で、フィリピンの申し立てた南中国海仲裁裁判の問題について「中国側は第三者によるいかなる紛争解決方法も受け入れず、押しつけられたいかなる紛争解決案も受け入れない」と表明した。
【記者】ハーグ国際仲裁法廷は29日、南中国海問題に関してフィリピンの提起した仲裁裁判について、7月12日に裁定を示すと発表した。この裁定はフィリピン側に有利なものになるとの認識で外部は一致している。そのような裁定が示された場合、中国軍は領土主権の完全性をどのように確保し、維持するか。
【呉報道官】フィリピンの南中国海仲裁裁判の問題に関して、中国側は受け入れず、参加しないとの政策的立場を繰り返し表明している。われわれは、直接の当事国の二国間交渉による争いの平和的解決を一貫して主張している。中国は第三者によるいかなる紛争解決方法も受け入れず、押しつけられたいかなる紛争解決案も受け入れない。(編集NA)
人民網日本語版」2016年7月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn