中国の自動車・バッテリーメーカー比亜迪(BYD)は21日に香港証券取引所に提出した報告書の中で、韓国サムスン電子による30億元(約477億円)の出資を受け入れることを明らかにした。米経済誌「フォーチュン」が伝えた。
ここ数年、電気自動車、自動運転、自動車のインターネット化といった分野での激しい競争が電子部品やソフトウェアの需要を増大させるとともに、自動車メーカーと科学技術企業との緊密な連携を後押ししている。
サムスンは上海の子会社・サムスン半導体を通じて今回の取引を完了させた。サムスンは比亜迪の株式の1.92%を取得し、9番目の株主になった。
サムスンによると、「先週から比亜迪への出資を検討してきた。サムスンの自動車用チップ産業の発展を促進するのが狙いだ」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月23日
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