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BYDのEVタクシー、米国の空港に進出

人民網日本語版 2015年08月03日09:24

中国自動車メーカーの比亜迪(BYD)はこのほど、米タクシー配車アプリ「Opoli」と業務提携を結んだ。第1陣として比亜迪のEVタクシー「e6」50台が今夏に交付され、カリフォルニア州サンディエゴ国際空港で送迎サービスを提供する。同社は同空港初の、ゼロエミッションの送迎サービスを提供することになる。国際在線が伝えた。

Opoliは新しいタクシー配車アプリで、約450人の運転手がサービスを提供している。高級タクシー配車アプリのUberと異なる最大の特長は、乗客が自由に運転手を選択し、事前に価格交渉できる点だ。

Opoliの創業者兼CEOのRattan Joea氏は、「e6は省エネで環境にやさしく、多様化されたグリーンな外出という選択肢を提供する。当社は業務提携できたことを誇りに思っている」と述べた。e6はゼロエミッションなだけでなく、車内で高速Wi-Fiサービスを提供するほか、乗車料金には補助金が支給される。

e6は世界で最も売れているEVタクシーで、1度の充電で400キロ以上走行できる。e6は、深セン、香港、ロンドン、シンガポール、ロッテルダム、ブリュッセル、ボゴタなどの大都市で採用されている。そのリン酸鉄リチウム電池は最も安全な動力電池とされており、燃焼と爆発を防止し、有毒物質を生まず、循環利用が可能だ。1万回の充電後も、70%の容量を維持できる。e6以外にも、同社のEVバス「K9」が、グリーン公共交通業界のスター車種となっている。e6とK9は昨年末時点で、世界の約36の国と地域の150以上の都市で運用・試験運用されている。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年8月3日

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