BYD、世界最大のEVバス用充電スタンドを稼働　南京

中国自動車メーカーの比亜迪（BYD）が南京市で建設した、世界最大規模のEV路線バス用交流充電スタンド「沙洲停保場充電スタンド」が、このほど正式に稼働開始した。中国新聞網が伝えた。

比亜迪が同スタンドの投資建設と自主経営を担当し、スタンド内にEV路線バス用充電設備を150基設置した。1基につき毎日2台が充電するとすると、1日300台の路線バスに充電サービスを提供することができる。また同スタンド内のすべての充電設備は、同社が生産した交流式充電ボックスを採用している。

比亜迪は今月16日の南京ユースオリンピックの開幕前に、500台のEVタクシー、650台のEVバスを交付する。同社の南京事務所の関係者は、「車両の南京での安定運行を保証するため、当社は南京にEV大型バス充電スタンドを7カ所建設し、677基の充電設備を設置している。EVタクシー用充電スタンドは14カ所で、299基の充電設備を設置しており、運営の要求を満たすことが可能だ」と説明した。（編集YF）

「人民網日本語版」2014年8月5日