中国女子バレーを正しい道に
若いチームにとって、一番怖いのがプレッシャーに負けることだ。そこで、郎平が選択したのは、できるだけそのプレッシャーを背負ってあげることだった。
前回のバレーボール世界選手権では、不公平なジャッジに泣かされ、主催国のイタリアに負けた。郎平はトイレに行ってこっそりと涙を流したという。負けてしまったというストレスを全て自分が背負い、若い選手たちには気を楽にしてほしいと考えたからだ。
選手らが「女神」と称える郎平は、バレーリーグ開催中は最も多忙となる。各選手の状態を確認するために3日間で3都市を飛び回ったこともある。
郎平は「一生懸命女子バレーの基礎を築き、最大限の努力を払って、中国女子バレーが正しい道を歩めるようにしたい」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月19日
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