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担担麺と火鍋で中日交流促進を 日本福岡県 (3)

人民網日本語版 2016年08月22日10:46

担担麺レストランが海外に重慶を紹介する窓口に

朱さんは、今では福岡に5軒の担担麺レストランと1軒の火鍋レストランを所有している。朱さんは店のメディア取材には快く応じている。その担担麺レストランのうち1軒は埋め立て地の福岡の電子工業団地敷地内にあるテレビ西日本(TNC)のビル内にある。店内に入ると、壁に掛けられた重慶の風景写真が目に入る。多くの福岡県民はここで生まれて初めて重慶の風景を見ることになる。このほど、同店は娘の朱■さん(■は王へんに旋)が経営を務めることになった。重慶生まれの朱■さんは四川外国語大学で日本語を専攻したという。

最も有名な店は開業して15年になる「大明担担麺」の博多店で、九州人のほとんどが知っているほどだ。同店はとても有名で、福岡を初めて訪れた際、同店のおすすめ料理を撮影し、微信(Wechat)のモーメンツに投稿したところ、どの都市とは説明していなかったにもかかわらず、すぐに広島にいる友達から、「福岡に来たんだね!」と返信が来たほどだ。

重慶と福岡が力を合わせて中日交流促進

朱さんは現在はすでに基本的にレストランの業務は管理することはなく、九州地方と福岡市の工業や商業、金融業界などの人たちに働きかけグループを作り、重慶への視察、訪問、技術・経済・文化の交流や協力を行っている。

朱さんはすでに高齢ということもあり、現在では息子の朱璽さんがその跡を継いでいる。二人とも中日交流に熱心で、日本の多くのメディアと良好な関係を築いている。各メディアが中国関連の番組を作ろうと考えた場合、真っ先に「大明火鍋城」のオーナーの親子が思い浮かべるほどだという。

息子の朱璽さんは、「私たちが最も誇りにしているのは、福岡在住の華僑華人がこれまで3回福岡春節祭を開催したことだ。私はこの祭りの実行委員長を務めている。この祭りには九州地方から20万人以上の人が参加し、中国文化が深く感じられる交流活動を行っている。来年の春節祭は国内からさらに多くの人や団体を招待するつもりだ。私は故郷・重慶から多くの人や団体が参加してほしいと願っている。また、私が今最も実現させたいと思っているのが、福岡と九州地方が重慶と経済・文化の面での交流・協力を行うことを推進させることだ」とその思いを語った。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年8月22日


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