外交部(外務省)の陸慷報道官は24日の定例記者会見で「責任ある漁業国として、中国は世界の海洋漁業資源の保護と合理的利用を一貫して非常に重視し、かつ尽力してきた」と表明した。外交部ウェブサイトが伝えた。
【記者】中国漁船約200隻が日本の東方海域の排他的経済水域(EEZ)外に集結し、「虎網」を使用したうえ、誤った位置情報を発信続けたとの報道がある。これについてコメントは。中国側の行動は日本漁業の破壊を狙ったものか。
【陸報道官】われわれは主管当局に問い合わせた。中国政府の認可を得て、一部の中国漁船は北太平洋公海で操業している。以前、日本側の状況報告を受けて、中国側関係当局も真剣に事実を確認した。その結果、中国漁船が国際または地域の漁業管理組織が禁止または制限する方法で操業したことはなく、中国漁船が誤った位置情報を故意に発信した事もなかった。責任ある漁業国として、中国は世界の海洋漁業資源の保護と合理的利用を一貫して非常に重視し、かつ尽力し、国内の漁業法規を整備し続け、関係する国際・地域漁業組織及び主要な漁業国と協力を展開し、保護・管理措置を遵守し、しかるべき国際的な責任と義務を履行しているということを強調したい。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月25日
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