リオ五輪閉幕式に行われた「8分間のプレゼンテーション」は、これまでずっと、次回大会の「試演」と位置づけられてきた。21日に行われたリオ五輪閉幕式で、東京が3つの印象深いメッセージを発信した。中国新聞網が伝えた。
○メッセージ1:東西文化の接点と融合を体現
極めて短い時間で、どうやったらホスト国と全世界から好感を得ることができるのだろうか?設計担当者は、「RIO」の文字を、「OBRIGADO(ポルトガル語の『ありがとう』)と「ARIGADO(日本語の『ありがとう』)に組み込み、さらにさまざまな言語で「感謝」を表現することで、それを実現しようとした。
地理的に東洋と西洋の接点にある日本は、外来文化を採り入れ、それを自国の伝統文化に融合させることに長けている。8分間のプレゼンテーションで、日本は、地球の反対側を繋ぐバーチャルの「土管」を使って、東京とリオを繋いだのだ。
また、日本の安倍晋三総理と日本のゲーム会社任天堂の看板キャラクターであるスーパーマリオという、もともと全く関連性のない両者も今回の日本の演出で見事に「融合」した。
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