シンクロのチームで中国は銀メダルを獲得
リオデジャネイロ五輪は現地時間19日、水泳競技の最終日を迎え、シンクロで97.3667の高得点をたたき出した中国が銀メダルを獲得した。同種目で、中国の選手らは雲紋龍の模様の水着を着て登場し、リズムが時には早く、時にはゆっくりになる曲に合わせて、「龍」のようなダイナミックな演技を見せた。中国新聞網が報じた。
リオ五輪で、中国はスタイル多様なシンクロを披露した。シンクロのデュエットで銀メダルを獲得した黄雪辰/孫文雁組は、テクニカルルーティンで、ロック調の曲「奔■(=足へんに包)」に合わせた演技を披露し、フリールーティンでは「三更雨·願」という曲に合わせて、中国伝統の京劇の要素を演技に盛り込んだほか、水着にも京劇に登場する人物の顔が描かれ、印象的だった。
シンクロのチームでは、初めのテクニカルルーティンで、中国は日差しの強いリオの空の下で、サンバの情熱と誘惑を堂々と演じた。同演技では、どの技も観衆を魅了し、マリア・レンク水泳センターで最も注目を浴びたチームの一つとなった。
リオ五輪で、中国が斬新で多様化された演技を見せたのは、藤木麻佑子新コーチを迎えたことと直接関係がある。藤木コーチは、北京五輪において中国を表彰台に上げた井村雅代元コーチと同じ日本人コーチだ。米国に留学し、引退後はスペイン代表コーチも経験した。
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