その他にも、ある男性の乗客は、「裸一貫で初めて、数百万元を投じて、市内にレストランを3軒オープンさせた。高級車も数台持っている。でも、僕がどれだけしんどいかは誰も知らない。妻の体調も悪く、その重圧は息苦しくなるほどだ。だが、これらのことを従業員や友人に話すことはできない」と語ったという。
そして、目的地に着くと、「あなたとは知り合いでもないし、また会う確率も低い。だから、僕はわざとタクシーに乗った」と説明し、「愚痴をこぼすことができて、少しすっきりした。僕の話を聞いてくれてありがとう」と、少し申し訳なさそうに話したという。
「どんなことを経験していたとしても、結局はみんな満足していて、自分なりの幸せがある」と話す蒋さんは、初めからこのような「プラスのエネルギー」を記録しようと決めていたのだという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月7日
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