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月から長城は見えない?欧米メディアが解き明かす「長城の八不思議」 (2)

人民網日本語版 2016年09月20日14:46

長城の一部には、多くの落書きがある。このような良からぬ行為によって、長城は観光客による破壊が最も深刻な建造物・遺跡の一つとなってしまった。2014年、関係当局が長城の一部に観光客のための「落書き専用ボード」を設置した。さらには、「落書き専用電子ボード」の設置も検討したという。

ちなみに、月からは長城を眺めることができない。かつて、米国の宇宙飛行士ウィリアム・ポーグ氏が、「宇宙ステーションから長城が見えた」と話した時、多くの人はそれが真実だと信じた。だが、彼が見たのは、実は中国の大運河だった。

スペインにも「長城」がある。スペインにある「長城」とは「ルーゴのローマ城壁」のことだ。この城壁はスペインの古都ルーゴにあり、2000年に世界文化遺産に登録された。

長城には1日延べ800万人の観光客が訪れており、世界で観光客が最も多い名所の一つとなっている。2014年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休中、長城を訪れる観光客の数は一日当たり最高延べ800万人に達した。

長城では、マラソン大会やデジタル音楽祭が開催されている。さまざまなマラソン大会が行われており、出走者は走るだけではなく、数千段の階段も登らなくてはならない。毎年、数十カ国・地域から数千人が長城のマラソン大会の各種目に参加する。また、数年前から、長城ではさまざまな音楽祭も開かれている。音楽祭という形式で、悠久の歴史を誇る古跡と現代文明が融合し、観客は全く新しいタイプの芸術パフォーマンスを楽しむことができる。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年9月20日


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