「万里の長城」、「竹」、「調和(和諧)」が外国人の中で認知度の最も高い「中国文化のシンボル」となり、文化観光と人的交流は彼らが中国文化を知る上で最適のルートであるとする報告書が北京で発表された。中国新聞網が伝えた。
第4回文化イノベーション国際フォーラム(北京師範大学主催、首都文化イノベーション・文化発信プロジェクト研究院実施)が6月18日午前、北京市内で開かれ、「外国人の中国文化に対する認知度調査報告書2015」が発表された。
同報告書は、米、英、仏、日など10カ国の若者を対象に、中国文化への認識や学習意欲、認知ルートなどを反映しており、中国文化への誤った認識なども紹介されている。調査に際しては各国からそれぞれ300人分のサンプルを回収し、実質3134人分の調査結果を反映させている。
同報告書によると、中国文化に対する認知度、中国文化のシンボルの受容度や親しみ度は、総じて深まりを見せている。中国文化のシンボルを具象化した18のキーワードでは、「長城」、「竹」、「調和」が上位にランクインし、「昆曲」、「白酒」、「李娜(中国人テニス選手)」は下位であった。
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