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自撮りが好きで好きでたまらず、自撮りしない日は気持ちが落ち着かないほどというあなたは注意が必要だ。タイのある研究者によると、こういった症状はその人が孤独であることを意味し、人間関係や精神面でトラブルを抱えている可能性があるということだ。新華網が伝えた。
タイの国立発展管理学院のある研究者は、女性が大半を占める21歳から24歳までのボランティア300人を募り、実験を行った。研究者はボランティアたちの人格的な特徴として、ナルシスト傾向の有無や自分好きかどうか、孤独かどうかなどを評価し、同時に彼らの自撮りの頻度を質問した。その結果、孤独の程度が高いボランティアほど男女問わず自撮りを好み、またその写真を公表して他人からの関心や「いいね!」を集めたがる傾向にあることが判明した。
研究者は「以前にもある専門家が自撮り行為は心理的な疾病と関係があるという見方を示しており、また心理学者も自撮り行為は一種の中毒症状ではなく、身体醜形障害の症状の一つであると指摘している。内心の焦りを示すもので、自撮り好きな人々は自分自身への関心がやや度を超しているため、他人にほとんど関心を示さない原因の一つとなっている」と指摘している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年10月11日
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