中国科学技術情報研究所が12日に発表した「中国科学技術系論文統計結果」によると、中国は高被引用国際論文数、国際重要論文数がいずれも米国と英国に次ぐ3位となった。人民日報が続いた。
同研究所の戴国強所長によると、中国の2006-16年の10年間の世界上位1%内の高被引用論文数は、世界の12.8%を占める1万6900編で、ドイツを抜き前回調査時の4位から3位に浮上した。中国が近年発表した論文は多く引用されており、引用数が同分野上位1‰内の国際重要論文は、世界の18.0%を占める495編で、初めて世界3位となった。
科学技術管理部門と科学研究者の重視を、論文の数から質・影響に移すため、同研究所は今年より中国優秀科学技術論文の産出状況報告書を発表している。この報告書によると、中国の2015年度の優秀国際論文数は9万6300編、優秀国内論文数は24万2500編で、計33万8000編。うち北京大学、浙江大学、上海交通大学、清華大学、中南大学の優秀科学技術論文数が多かった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年10月13日
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