2016年10月14日  
 

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中国とカンボジアの経済協力を推進する「一帯一路」 (2)

人民網日本語版 2016年10月14日15:02

両国の協力関係が一層緊密化するに伴い、中国の対カンボジア投資も急増している。カンボジア発展理事会の統計では、1994年から2016年3月までに中国の対カンボジア投資はすでに累計約140億ドルに達している。中国企業の投資プロジェクトは電力、農業、金融、情報通信、経済特区、観光開発などに及ぶ。多くのプロジェクトがカンボジアの産業の空白を埋めるものであり、カンボジアのために多元的市場を開拓するとともに、技術人材を育成してきた。

「一帯一路」イニシアティブの枠組での中国・カンボジア協力の模範とされるカンボジアのシアヌーク港経済特区は、両国企業の合弁により開発されたものだ。同経済特区の総計画面積は11.08平方キロメートルで、軽工業、紡績業、衣料品、機械電子、ハイテクが主要産業だ。2008年の定礎からすでに9年が経ち、カンボジアで最大、就労人員最多の経済特区となった。

投資以外に、中国はインフラと民生分野も重点とし、文化、農業、教育、衛生、ビジネスなど各分野をカバーし、カンボジアに経済技術支援を行ない、カンボジアの経済発展、貧困削減、民生改善に重要な役割を果たしてきた。

在カンボジア中国大使館の統計では、2004年以来、中国の無償援助と特恵的借款に支えられて、中国企業はカンボジアで多数の道路や橋を建設した。このうち、建設済みまたは建設中の国道は20本以上、約2200キロメートルで、カンボジアの国道の総延長の35%以上を占める。大型の橋7基を新たに建設した。大型水利施設11カ所を新たに建設した。水力発電所7カ所を建設し、その発電量はカンボジアの総発電量の50%以上を占める。

カンボジア公共事業運輸省高官は以前、国際インフラ投資・建設サミットフォーラムで「『一帯一路』の設立する経済回廊はカンボジアと域内経済及び世界経済を緊密に結びつけ、カンボジアはさらに世界へ進出することになる」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年10月14日


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