2016年10月18日  
 

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女優・栗原小巻「文化交流で最も大切なのは心と心の交流」 (2)

人民網日本語版 2016年10月18日10:36

一人芝居「松井須磨子」のリハーサルをする栗原小巻

中国が改革開放(78年)を実施して間もないころ、日本の映画「望郷」が中国で公開され、出演していた栗原小巻は中国で誰もが知る日本の女優の一人となった。それから30年以上、彼女はずっと日中文化交流に力を注いでいる。例えば、謝晋監督がメガホンを握った中国映画「乳泉村の子(原題:清涼寺鐘聲)」に主演し、俳優の濮存昕(プー・ツンシン)との共演で好評を博し、中国との映画交流の歴史に1ページを刻んだ。

「来年は日中国交正常化45周年。両国の文化交流がさらに一歩前に進み、前進し続けることを願っている。今回もそのような思いを抱いて中国を訪問し、演劇交流を行った。公演が日中文化交流推進のうえで、何かの役に立てばいい」と、栗原小巻。

栗原小巻は、新劇女優として数々の舞台に立ってきた。近年は舞台に専念しており、「松井須磨子」、「桜の園」、「メアリー・スチュアート」、「令嬢ジュリー」などに出演している。

うち、「松井須磨子」は、日本で今年8月から約50公演を数えている。同公演のために、栗原小巻は一人で3カ月の練習を積み、その後、舞台監督と1カ月以上、スタッフと1週間のリハーサルを行った。特筆すべきは、彼女は主演女優をつとめるだけでなく、衣裳デザインも担い、衣裳の素材も自分で選んでいる点だ。

「演劇は観衆と触れ合う一つの方法。今回は小さな劇場での貴重な公演で、観衆と対話しているような感じ」と栗原小巻。

野菜サラダが好きという彼女だが、機会を見つけて中華料理の作り方も学んでおり、「北京料理が多い。また、麻婆茄子など、新しい料理にもチャレンジしている」という。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年10月18日

 


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