2016年10月20日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

中国、年間臓器提供数がアジアで最多 

人民網日本語版 2016年10月19日13:20

「2016中国——国際臓器提供大会」が17日、北京で開幕した。中国の年間臓器提供数は現在、アジア最多で、国民が自らの意志で臓器の提供を申し出ることが、臓器移植の唯一の合法的手段となっている。中国放送網が「中国之声」の報道を引用して報じた。

中国国家衛生計画出産委員会の李斌主任によると、16年9月30日の時点で、中国大陸部で、脳死後あるいは心臓が停止した死後に行われた臓器提供の件数は8866件で、提供された臓器の数は約2万5千に上っている。うち、16年に入ってからの件数は2950件と、昨年同期比50%増となっており、昨年の年間提供数を既に超えた。

中国は10年から、国民が自らの意志で提供する形の臓器提供の試行を始めた。同年の臓器提供件数はわずか34件、移植された臓器の数は88にとどまった。その後、14年に臓器提供事業が正式に始まり、15年には、司法ルートによる臓器提供から、国民の自らの意思による提供へとスムーズに転換し、臓器提供者は6年で120倍増加した。中国の年間臓器提供数は現在、アジアで最多、世界で3番目に多くなっている。また、臓器移植手術の年間件数も米国に次いで世界で2番目に多く、移植手術を受けた患者の生存率などの指標も世界でトップの水準となっている。 (編集KN)

「人民網日本語版」2016年10月19日

関連記事

コメント

最新コメント