○流動人口はどこに行く?― 7割が東部に集中
流動人口を地域別分布で見ると、2013年、東部地区の流動人口が全国の流動人口総数に占める割合は75.7%、西部地区が14.9%だった。2015年になると、この割合は、東部が74.7%、西部が16.6%となった。東部は依然、流動人口が集中する地域となっているが、その割合はやや低下している。その一方で、西部は上昇傾向にある。
○流動人口が外地に「漂う」期間は?― 平均4.4年
2013年のデータによると、流動人口が外地に居住している期間は平均4.36年で、2015年になると4.40年になった。
○流動人口の所得状況は?―平均月収4500元超
統計データによると、2015年、流動人口の平均月収は4598元(1元は約15.4円)で、2013年比34.0%、2014年比19.0%となり、それぞれ増加した。外地に出て就労することが、世帯収入にかなり貢献しているという事実は、注目に値する。流動人口を抱える世帯の1人あたり平均年収は1万8414元と、流動人口がいない世帯の平均に比べ4998元高かった。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn