○人が多いだけでは不十分 教育費への投入が鍵
今年度のノーベル賞受賞者が最初に発表された今月3日、日本の生物学者・大隅良典氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した。今世紀に入り、計17人の日本人科学者がノーベル賞を受賞している。これは、ほぼ毎年1人が受賞した計算になる。この中には、毎年受賞候補に挙がるが受賞には至っていない村上春樹氏は含まれていない。周知のとおり、日本は教育を極めて重視しており、ノーベル賞受賞者を輩出することができていることも、素晴らしい人材育成と密接に関係している。実際、ノーベル賞受賞者数上位の国家では、教育費への投入額が軒並みGDPの4%を上回っている。
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