米アップル社は今年4回目の新製品発表会に先立ち、2016年度第4四半期(7-9月)の決算を発表した。それによると、16年度の収入は2156億ドル(1ドルは約104.4円)に上り、前年度の2337億ドルより9%減少した。営業収入と利益が減少しており、減少は2001年以来15年ぶりになる。「京華時報」が伝えた。
決算によれば、第4四半期の営業収入は468億5200万ドルで同9%減少し、純利益は90億1400万ドルで同19%減少した。注目されるのは、中華圏の営業収入が87億8500万ドルで、前年度の125億1800万ドルを30%も下回ったことだ。
年間の営業収入は減少し、「iPhone」(アイフォーン)の販売で奇跡は起こらなかったが、サービス事業は第4四半期に爆発的な伸びをみせ、単季の営業収入は過去最高を更新し、63億ドルで同24%増加した。音楽配信サービス「アップルミュージック」の人気の高まりに後押しされて、音楽事業の同期営業収入は前年同期比22%増加した。統計データをみると、アップルミュージックはストリーミングメディア音楽市場でユーザーから最高の満足度を勝ち取っている。ただ、サービス事業はゲームアプリ「ポケモンGO」の人気にあやかって伸びただけという見方をする人もいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月27日
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