国防部(国防省)の呉謙報道官は27日の定例記者会見で「ロケット軍はすでに精鋭で効果ある、核兵器と通常兵器を兼ね備えた戦略部隊となっている。ロケット軍部隊はいずれも実戦能力を備えた部隊であり、国の主権と安全を守る自信と能力がある」と述べた。
【記者】中国中央テレビ(CCTV)など中央の主要メディアが9月末に公表した写真と動画は、ロケット軍某旅団がすでに東風-21C型中距離弾道ミサイルを配備したことを示している。この型のミサイルがすでに実戦能力を備えたことを意味するものか?
【呉報道官】ロケット軍は中国の戦略抑止の核心的部隊であり、中国の大国としての地位の戦略的支えであり、国の安全を守る重要な礎石だ。長年の発展を経て、ロケット軍はすでに精鋭で効果ある、核兵器と通常兵器を兼ね備えた戦略部隊となっている。戦争の脅威を抑止し、中国の安全に有利な戦略態勢を築き、世界の戦略バランスと安定を維持する面で代替不能な重大な役割を発揮している。ロケット軍は引き続き核兵器と通常兵器の兼備、全域抑止の戦略要請に従い、戦略核戦力と中長距離通常ミサイルの精密攻撃力を強化し、強大な近代化ロケット軍の建設に努力する。ロケット軍部隊はいずれも実戦能力を備えた部隊であり、国の主権と安全を守る自信と能力がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn