駐印米国大使が先日中印国境のタワングを訪問したことについて、中国外交部(外務省)の陸慷報道官は24日「米国の外務高官が行ったのは係争地域だ。中印国境の係争地域での米外務高官による活動に、中国側は断固たる反対を表明する」と述べた。環球時報が伝えた。
陸報道官は「中印国境東部地域に対するわれわれの立場は一貫した、明確なものだ。中印両国は現在領土問題の交渉と協議による解決に取り組んでおり、いかなる第三国も平和、安定、和解を図る中印双方の努力を尊重すべきであり、その反対のことをすべきではない。米側のやり方は中印双方の努力と相反し、争いを一層複雑化させ、苦労してようやく得た中印国境地帯の平和と安定を破壊し、地域の平和と安定を脅かすだけだ。われわれは米側に対して、中印領土問題への介入を止め、地域の平和と安定に資する事を行うよう促す」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月25日
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