2016年10月28日  
 

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増える「ジェンダーフリートイレ」、あなたは使う? (2)

人民網日本語版 2016年10月28日13:01

今年5月、北京市鼓楼東大街にある多くのバーのトイレに変化が起こった。トイレの入り口には、「性別に関係なく使えるトイレ(all gender toilet)」を示す丸いマークが掲げられている。マークの真ん中には、よく見られるパンツ姿とスカート姿の人のシルエットと、その2人以外に、半身男性で半身女性の人の姿も描かれており、このトイレがどの性別の人に対しても開放されていることを示している。この活動には、国連ウィメン(UN Women)、や国連開発計画(UNDP)も参画しており、ある程度の規模を備えた「性別で分けないトイレ」の普及活動としては、国内で初めてという。

○称賛する人、戸惑う人さまざま 専門家:「安全がキーポイント」

「性別で分けないトイレ」の登場は、多くの人の関心を集めている。ネットユーザーは、称賛する人がいる一方で、「これで男性はトイレにいけなくなる」とツッコむ人もいて、その反応はさまざまだ。だが、「鍵をしっかり閉める、ドアは必ずノックする、というマナーを守りさえすれば、まったく問題ないだろう」という意見もあった。

専門家は「男女共用の公衆トイレでは、バツの悪い思いをする人が出てくることはどうしても避けられない。この問題については、管理当局が対応措置を強化し、観光客がトイレを使う際のプライバシーと安全を最大限確保しなければならない。また、観光客も、自覚を持って意識を高める必要がある。女性は、トイレで挙動不審者を見つけた場合は、直ちに助けを求めること。男性は、マナー遵守を何よりも心がけ、喫煙は極力控え、女性がバツの悪い思いをしないよう、心配りを忘れないことが大切だ」との見方を示している。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年10月28日


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