安徽省合肥市初の24時間セルフ図書館は、開館して以来、市民から大好評を博している。24時間セルフ図書館のオープンによって、利用者、特にサラリーマン族にとって非常に便利な施設となり、開館後20日余りで、蔵書の貸出数は延べ4千冊近くに上っている。ラジオ・中国之声「央広新聞」の報道を引用して中国放送網が伝えた。
24時間セルフ図書館の誕生によって、自分の周囲にもこのような図書館があれば良いと望む人が激増している。ネットユーザーたちは、合肥市図書館の公式サイトや公式微博(ウェイボー)上に、自分たちの自宅や職場の近くにも24時間セルフ図書館を開設してほしいという要望を書き込んでいる。
合肥市図書館ネットワーク部の梅国棟部長は、「我々が電話番号を公開し、24時間セルフ図書館の建設地について利用者から希望を募ったところ、半月で電話が押し寄せ、電話受付担当者を置かなければならなくなった」と話した。
合肥市図書館の李永鋼館長は、「合肥市は今後、24時間セルフ図書館を6軒オープンする計画だが、場所はまだ決まっていない。今後、さらにその数を増やすとしたら、コミュニティ向けのものにする予定だ。合肥市図書館は、今後も、『コミュニティ本棚』『書籍スピード貸出・返却』『コミュニティ・街道分館の設置』など、市民により便利なサービスを提供するため、さまざまなルートを通じて、新しい形の公共図書館の建設を模索していく」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月18日
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