2016年6月1日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

徒歩10分で図書館に行くことができる国、日本

人民網日本語版 2016年06月01日10:02

日本では至る所で図書館を見つけられる都市がほとんどだ。どこに住んでいても、徒歩10分ぐらいで小中規模の図書館に行くことができる。図書館はすでに子供が読書を好きになるための重要な場所となっている。新華網が伝えた。

日本の各都市の公共図書館は「ひとつの本館、複数の分館」という枠組みを採用し、本館は一般的に市の中心部に位置し、分館は都市の各町に分散している。記者の自宅周辺にも規模の異なる図書館が少なくとも6~7館あり、徒歩10分ほどで行くことができる。これらの図書館にはいずれも児童向けのコーナーが設置され、子供用の机や椅子も用意されており、子供が読書しやすいような環境を整えている。また、一部の図書館では「絵本の読み語り会」をしばしば開催したりするほか、東京には大量の児童書を専門的に収集している国際児童図書館もある。

日本の図書館の雰囲気は落ち着いていて、さまざまな書籍が揃っており、本を借りる場合も、特に制限は設けられていない。注目すべきなのは、日本の図書館利用者は本をとても大事にしている点で、書籍や画集など多くの人々に閲覧されているにもかかわらず、きれいに保たれている。

また図書の返却は手続きが必要なく、図書館の外にある郵便ポストのような「返却ポスト」に入れるだけでよい。一部の図書館では本の受け取りと返却窓口を地下鉄駅の構内に設置するなど、利用者の利便性を考えた仕組みとなっている。

図書館以外でも、保護者や学校も児童に読書の機会と条件を作ることを非常に重視している。在日華人の姚さんは「日本は図書館がとても多くて、図書館を利用するのは大人だけでなく学生や子供も多い。大げさかもしれないが、子供が物心がついてからはずっと図書館のお世話になっている」と語った。

姚さんはまた「日本の子供は文字を覚える前に、お母さんや幼稚園の先生は毎日子供に本を読み聞かせる。どこの学校にも図書室があり、学生はみんな利用できる。学級では毎年、何回も読書会を行い、保護者たちはいい本を選び読み聞かせを行う」と話した。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント