中国公安部(省)は28日、「公共安全動画画像情報システム管理条例(意見募集稿)」を発表した。同意見募集稿には、ホテルの客室や集合宿舍、公共のお風呂、更衣室、トイレなど、個人情報が流出する可能性のある場所や位置に、動画や画像を収集する機器の設置を禁止すると記されている。新華社が報じた。
同意見募集稿よると、条例が言及している「公共安全動画画像情報システム」とは、公共の安全を守るために、動画や画像を収集する機器やその他の関連の設備を利用して、公共の安全に関わるエリアや場所で動画や画像などの情報を収集、送信、表示、保存、処理するシステムを指し、「社会の公共エリアの動画や画像を収集する際には、表示を目立つ位置に設置しなければならない」、「社会の公共エリアの動画や画像を収集する機器の設置位置は、市民の住む住宅から一定の距離を置かなければならない」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年11月29日
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